モバイルファーストからAIファーストの世界へ移行すると言われている。
AIファーストとは、Googleが人口知能の開発にシフトした際に宣言されたキーワードである。
まだ実感がわかないかも知れないが、モバイルファーストからAIファーストの時代変革が起こり始めている。
今や個人がインターネットへ接続する端末は、PCよりもスマートフォンの方が多い。
モバイルファーストとは、そんな時代を予見してPCのWEBサイトを作るよりもスマートフォンに対応したWEBサイトやサービスを作らないと情報が存在しないに等しいことを警告した言葉だ。
確かに、今なおPC至上主義な部分がBtoBの世界ではあるのかも知れないがWEBのトラフィックを分析すれば、ほとんどのサイトは、モバイル端末での接続がPCを大きく上回っている。
PCからスマートフォンへメインプラットフォームへの移行が起こった時に、その変化に適応できなければ、自然淘汰されてしまう運命となる。
だからこそ、AIファーストについて意識を向けてゆく必要がある。
Bringing the benefits of AI to everyone
(すべての人に、AIの恩恵をもたらす)
Googleは、より多くのことを成し遂げるための支援策として、AIを活用して人間の能力を高めることサポートしようと考えている。
スマートフォンへの対応がインターネット上での企業活動に格差を生みだしたように、AI(人工知能)をどう活用するかが最重要課題になる。
それが、AIファーストを意識しておくべき理由だ。
インターネットが普及して、インターネットを使わずにビジネスをすることが難しくなった様に、人工知能を活用することが必須条件になる時代が訪れることは間違いない。
今後、あらゆる企業で人工知能の活用が当たり前になる。
AIを、「Artificial Intelligence(人工知能)」と考えるだけはなく、「Augmented Intelligence(拡張知能)」と解釈するとAIを活用するイメージが鮮明になるのではないだろうか。