シンギュラリティにより人類はAI(人工知能)の恩恵を受けるのか?

 

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、レイ・カーツワイル博士により提唱された概念で、人工知能(AI)が人類の知能を超える転換点。

人工知能が発達し、脳が機械的に強化されていない人間の能力を越え、我々人間の生活に大きな変化が起きると言われており、カーツワイル博士によると2045年頃にシンギュラリティ(Singularity)が到来すると予言している。

 

私は、シンギュラリティにより、人類はAI(人工知能)の恩恵を受け、より豊かな未来を過ごすことができると信じているが、人工知能が自ら人類よりも優秀なAI (人工知能)をつくりだし、AI (人工知能)が脅威的なスピードで進化し続け予測不可能な存在となってしまうと考える人もいる。

 

2045年問題と呼ばれるシンギュラリティにより起こり得るAI(人工知能)の暴走は、映画「ターミネーター」で描かれている様な世界だ。

 

2045年の未来に、どれだけのリアリティを感じる事が出来るかは、人ぞれぞれかもしれないが、2029年頃には人間と同等レベルの人工知能(AI)が誕生すると予測されている。

 

今(2019年)から10年前、20年前を振り替えてってみると、あながち的外れな予測では無い事が感じられる。

 

1999年には、インターネットはまだ日本国内では普及し始めたばかりだったし、スマートフォンなんてものは存在していない。

 

0iPhone(アイフォーン)が販売を開始したのは、驚くべきことに2007年6月29日で、わずか12年前の出来事である。

総務省の発表した、平成30年版 情報通信白書によると、日本国民の2017年における個人のスマートフォン保有率が60.9%にもなっている。驚異的な普及率である。(モバイル端末全体、携帯電話・PHS及びスマートフォンの保有率は84.0%である。)

 

10年後の未来予測でさえも難しいと言える。
ゆえに、2029年の世界や2045年の世界を予測することは難しい。

 

だからこそ、シンギュラリティにより人類はAI(人工知能)から大いなる恩恵を受ける未来を想像したい。