
メタバーズの持つ価値と活用する意味を考えてみる大切さ
ここに1本のシンプルな動画があります。
この動画は、フランスの市民団体「Entourage」と広告代理店の「TBWAPARIS」が制作した動画です。
この動画を見て、メタバーズの持つ価値と活用する意味を考えてみる大切さについて考えてみたいと思います。
メタバーズの価値を考える上で、「イミ消費」というキーワードに注目してみたいと思います。
「イミ消費」とは、商品・サービス自体の持つ機能だけではなく、それらに付帯する社会的・文化的な価値に共感して、その意味を理解して上で消費を選択する行動です。
単に消費するのではなく、そうした付帯する価値に対してお金を払うことによって充足感を感じる人が増えてきているのです。
メタバースで生まれたホームレスからのメッセージ
この動画でホームレスのWillが語っているメッセージを要約すると下記のようになります。
今、メタバーズにいるのですが、その事について話します。
数日前、有名人の隣人になるために、メタバーズ内の別荘を購入するのに大金を支払いました。
この画面にあるヨットは、650,000ドル(約8500万円)で購入されました。
とても正気の沙汰だとは思えません。
私は、メタバーズで初めてのホームレスです。
30万人以上のホームレスの人が社会的な繋がりを持てずに、不安定な生活をしていることを思い出してください。
メタバーズという仮想空間に投資するよりも現実の世界への投資が必要であることに共感頂けますか?
そうした人々を助けるために、「Entourage」のアプリが役に立ちます。ぜひアプリを使ってホームレスの支援に参加してください。
メタバーズという仮想空間に投資すること
メタバーズという仮想空間に投資することに、付帯する価値を持たせることはできないだろうか?
それは、投資されたお金の使い方で決まると思います。
もし、投資されたお金が誰かを支援するために使われたならば、社会的な価値を持たせることができるので、その活動に共感した上で消費を選択することできることにつながります。
またメタバーズという仮想空間で得られる体験に投資することで得られる価値はどういうものがあるでしょうか?
メタバーズで共通の体験や同じ空間を共有することで、リアルに時間共有したかのような時間を過ごすことができ、新たな人間関係は育まれます。
メタバースとNFTが話を複雑にしている
メタバースが仮想区間に作られた新しい世界だとすると、そこには経済活動が存在しています。その経済活動を支えるのが仮想通貨になります。
仮想空間と現実空間の境界線が曖昧になるほど、仮想通貨に現実世界と同等の価値を持たせたいニーズが生まれてゆきます。
その時に力を発揮するのが、NFT(Non -fungible-token)です。NFTは、不正な改ざんがないことを保証することができる証明書です。
このNFTを活用することで、コピー可能なデジタルデータにオリジナルとしての価値を持たせることができるようになったのです。
NFTを活用することで、メタバースに存在するヨットに、650,000ドルの価値を付けることできるのです。
NFTは、誰がいつそのNFTを所有していたか全て電子上で記録される仕組みになっているので、売買が成り立つのです。
つまり、メタバース内のアイテムに価値を持たせ、その証明するためにNFTが使われていて、そのNFTを取引するためには仮想通貨が使われているのです。
テクノロジー企業を中心としたメタバースへの投資が加速するほどに、メタバース上にあるアイテムの価値が向上してゆきます。
新しいビジネスモデルが登場する時には、大きな期待と共に投資が集まるからです。
メタバーズの価値を考える上で、単なる投資対象として考えるのではなく、「イミ消費」について考えることも、大切になってくるはずです。